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ブログ羽釜で炊くご飯はなぜ美味しい?防災イベントストーブで社内ランチ

キャスター付の移動式薪ストーブである防災イベントストーブは非常時に備えるとともに、普段はアウトドアイベントを楽しめる当社の商品です。
今回は、長野県長野市にある水回りの修理やリフォーム、エアコン工事などを手がける新設工業株式会社様の社内ランチ会で、このストーブを使っていただいた様子をご紹介します。

商品購入のきっかけは、新設工業の工藤社長様と当社の唐木田社長が経営者仲間の集まりで出会ったことでした。「唐木田君のところの商品カタログを見ていたら、これが気になって。社内で羽釜ごはんを炊いて、みんなでわいわいランチをしたら楽しいと思ってさ。」ということで、購入を決めていただきました。

まずは商品の組み立てからスタート

移動式の薪ストーブを使うのは初めてとのことで、今回は特別に商品の組み立てからレクチャーをさせていただきました。キャスターや取っ手の取り付けなどを女性社員の方と一緒に取扱説明書を見ながら、怪我をしないよう慎重に進めましたが、約20分で無事に完成。
「キャスター付きの移動式薪ストーブなんて良く思いつきましたね。個性的。」なんて嬉しい話もいただきながら、スムーズに組み立て作業は進んでいきました。

「升」って聞いたことありますか?

次は、ご飯を炊く準備です。
この商品には2.3升の羽釜が付属されているのですが、「升(しょう)」と聞いて、何人分くらいの量かピンと来ますか?
実は、升とは穀物の容量を量る日本独自の単位で、1升は10合(=約1.5キログラム)となります。ということは、2.3升=23合となります。
我が家は4人家族(両親と小学生と中学生の女の子が1人ずつ)で毎日3合のご飯を炊いているので、約8倍の量。
今回のランチ会には20名以上の社員の方が参加しましたが、十分な量でした。最後は多少余りが出たので、2.3升で40人分くらいの量はまかなえると思います。

ご飯を炊く際の水の分量は、個人の好みが分かれるところです。
私は少し固めのご飯が好きなので、人差し指をお米の表面に付けた状態で、第一関節より少し下あたりが水位となる分量を目安としています。
こればかりは、人それぞれで正解がないところが楽しいところです。

お米を炊く火加減が大事

お米を炊く火加減は日本の伝統を守って「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ」。
「はじめちょろちょろ」とは「始めは弱火で。」という意味です。今回は薪を6本ほど入れて、火が落ち着いてから羽釜をストーブの上にセット。
そして、「なかぱっぱ」とは「中ごろは火の粉が飛び散る勢いで。」という意味。

今回は、羽釜をセットして10分ほど経ってから、追加で薪を3本投入して火力をぐっと高めました。
すると、炊き始めてから20分ほどで羽釜と木蓋のすきまからじゅじゅうと美味しそうな湯気が!鼻を近づけると何とも言えない良い匂いがしてきます。おこげの香りもさらに食欲をかきたててきます。

羽釜を載せてから約25分経ったら、羽釜をおろしてお米を5分ほど蒸らします。しっかりと蒸らすことで、お米の粒の中の水分が均一になり、べちゃべちゃしていない美味しいご飯が炊き上がります。そのため、木蓋を取りたくなる気持ちをぐっと抑えます。

そして、羽釜を乗せてから30分後、ついに完成!
「美味しそ~!」という歓声が沸き起こって、内心ほっとしました 笑

最後はみんなで揃って待望のランチ会

時間もちょうど12時を過ぎたところで、隣の社屋から社員さんたちが大勢集まってきます。ブルーシートとアウトドアテーブルで即席の会場が準備されました。

年配の社員の方からは「羽釜ご飯、懐かしいな。」という声や「電気炊飯器と全然味が違う!すごく美味しい。」という嬉しいコメントもたくさんいただきました。

近くに本格カレー店があったので、寸胴鍋でカレーも大量調達。このあたりの気の配り方に工藤社長様の社員の方に対する愛を感じてしまいます。皆さん和気あいあいとおしゃべりをしながらランチ会は過ぎていきました。


最後になってしまいましたが、タイトルの「羽釜で炊くご飯はなぜ美味しい?」の答え合わせです。

正解は、「羽釜の形状が全体にムラなく熱が伝わるように設計されていること」と、「木の蓋が水分で重くなって適切な圧力がかかるから」です。これにより、つややかでふっくらしらしたお米に、おこげの香りという電気炊飯器では味わえない美味しいご飯をいただくことができるのです。

工藤社長様と社員の皆様、お忙しい中、社内ランチ会にお招きいただき、本当にありがとうございました!

おまけ【焼き芋もできる!】

実はこの商品、焼き芋BOXも付属品として付いてきますので、焼き芋料理も楽しめてしまうのです(中に入れる小石はホームセンターなどご購入ください)。甘くて美味しい、ほくほくの焼き芋も絶品ですよ。

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