
今回は和歌山県白浜町にあるグランピング施設「In the Outdoor白浜志原海岸」内のサウナ、「Sauna Aalto」を訪問しました。
こちらの施設では、MOKI製の薪式サウナストーブ「MS70」を導入いただいています。
今回の訪問では実際にサウナへ入ることはできませんでしたが、設備のこだわりや設置環境を拝見しながら、どんな体験ができるのか想像をふくらませてきました。
海沿いのグランピング施設「In the Outdoor白浜志原海岸」
まず目を引いたのは、黒を基調としたスタイリッシュな建物と、整然と並ぶベルテントの美しさ。
自然の中にありながらも、ひとつ上の心地よさを提供してくれる施設であることが、外観からも感じ取れました。


共有スペースもとても広々としており、木の温もりと光の入り方が絶妙でした。
スタッフの皆さんの丁寧な対応からも、施設全体のホスピタリティが感じられます。

本格的な薪サウナ「Sauna Aalto」
施設奥に構える丸太組みのサウナ小屋は、見た目にも存在感抜群。
“Sauna Aalto”という名前は、フィンランド語で“波”を意味し、海が目の前にあるこのロケーションにぴったりです。

室内には、MOKI製の薪式サウナストーブ「MS70」が設置されていました。
ケージに囲まれた石がぎっしりと積まれ、重厚感とともにどこか安心感を感じさせてくれます。

実際に体験はしていないのですが、薪ならではのやわらかい熱が身体を包み込み、静かな火の音が室内に響く——
そんな情景が目に浮かぶような空間でした。
海を望む“ととのいスペース”
サウナ小屋のすぐ外には、ウッドデッキに設けられた“ととのい椅子”がずらり。
その先には太平洋が広がり、木々を通して潮風が吹き抜けていきます。

椅子に腰をかけて深呼吸するだけで、自然に心が静かになるような雰囲気。
もしここでサウナ後の外気浴ができたら…と考えると、きっと忘れられない体験になるだろうと感じました。

支配人の藤原さんと
今回ご案内いただいたのは、支配人の藤原さん。
柔らかな笑顔と丁寧なご対応で、施設の魅力をたくさん教えていただきました。

現場で働く方の生の声を聞けることは本当に貴重。
“整える”場所を支えるのは、やはり“人のあたたかさ”なんだなと改めて感じました。
【おまけ】鳥毛洞窟まで、ちょっとした冒険
せっかくここまで来たのだからと、サウナのあとに藤原さんに勧められて向かったのが「鳥毛洞窟」。
施設から歩いていける、知る人ぞ知る絶景スポットです。

途中には「落石注意」の文字もあり、軽く緊張しながら森の中の道を進みます。

しばらく歩くと、目の前が開けて海岸へ到着。
そこにはごつごつした岩場と、圧倒的な自然の造形が広がっていました。

海岸沿いを歩いて洞窟を目指します。

そして目の前に現れたのが…鳥毛洞窟!
…のはずだったのですが、ここでまさかのアクシデント。
【本当のラスト】洞窟には…たどり着けませんでした
そう、実は洞窟目前で革靴の底が崩壊してしまいました(笑)
サウナに夢中で、足元の装備まで考えていなかった自分をちょっと反省。

とはいえ、そこに至るまでの風景や空気は、十分に心に残るものでした。
次こそはスニーカーで来て、洞窟の中までしっかり冒険してみたいと思います。
さいごに
「In the Outdoor 白浜志原海岸」と「Sauna Aalto」で過ごした時間は、ただの取材や訪問という言葉では収まりきらない体験でした。
薪サウナの熱、自然の音、そして人の温かさ。
すべてが“ととのい”という言葉の意味を、深く、静かに教えてくれた気がします。
今回も素敵な時間を本当にありがとうございました。
またリベンジを兼ねて、再訪できる日を楽しみにしています。
(記事執筆:営業課 坂本)