2022年10月21日、無煙炭化器の事例を紹介するWebセミナーを開催しました。各セッションの簡易レポートを公開します!
竹や剪定枝を簡単に炭にできる無煙炭化器は、おかげさまで多くの方や自治体に導入され喜びの声をいただくほどになりました。そこに至るまでには全国の熱い指導者の方々に支え育てていただいた歴史があります。
今回は全国で活躍する炭化器トップランナーの皆さまに、地域事情に応じた無煙炭化器の活用方法や成功事例についてインタビューを行い、生の声を動画でご紹介しました。
セッション1 煙公害と延焼対策(新潟行政モデル)
講師紹介
自然の恵みをムダにしない里山再生
白井 智雄さん
新潟県の温暖化防止活動推進員や、地元JAと連携し炭を活用した土壌改良を指導するなど、幅広く活躍。
工業排水がきれいな信濃川を汚している様子を目にして「なんとかしなければ」と思われたのが環境活動の原点だという白井さん。
その後、新潟市の温暖化防止活動推進委員として活動をされる中で無煙炭化器と出会います。
処分される間伐材を炭化器で炭にして農家の方々に使っていただく…炭化器を活用することでみんなが喜び、温暖化防止にもつながる。このような炭を活用した取り組みを様々な団体と行う中で無煙炭化器の利用者も増えていったそうです。
現在はJAと連携して果樹農家向けに無煙炭化器の講習や活用支援を実施され、その様子をご紹介いただきました。
セッション2 炭の有効利用
講師紹介
合同会社花ノ季
荒木 洋美さん
活動拠点である福岡の糸島市の放置竹林問題を解決すべく、竹を炭にして収益化する取り組みの中で当社の無煙炭化器を利用。
2人目の登壇者は福岡県糸島を拠点に活動されている荒木さん。
荒木さんはもともとフリーマーケットのイベント運営や地元の農家さんを対象にECサイト運営の支援をされていました。ある日知り合いの方から放置竹林問題を相談され、竹害を目の当たりにしたことをきっかけに放置竹林問題の解決に邁進されたそうです。
セミナーでは竹林整備の実態やコツ、無煙炭化器の使い方、竹炭の活用方法など幅広いテーマを交えて事例をご紹介いただきました。
最後に
今回は100名を超える方がセミナーにご参加いただきました。
また、セミナー終盤の質疑応答でも多くの方からご質問をいただき、無煙炭化器への関心の高さが伺えました。これらの結果を受けて、第2回の無煙炭化器セミナーを前向きに検討したいと考えています。
是非次回のセミナーにもご参加いただきたいと存じます。
どうぞよろしくお願いします!
無煙炭化器の詳細はこちら
https://www.moki-ss.co.jp/burning/anthracite-equalizer