初心者でも簡単に炭がつくれて今まで一度も失敗したことはありませんね。むしろ失敗のしようがないくらい（笑）

今回は千葉県千葉市のファームサポート千葉様を訪問しました。
ファームサポート千葉様は主に落花生、さつまいも、カボチャなどの農産物の生産や農産加工品開発、千葉市内各所でマルシェを開催し、生産者と消費者が直接つながる場づくりをされるなど幅広い活動を行っています。

訪問のきっかけは代表の金丸さんからいただいた一通のメール。

弊社は千葉県で農業を営む会社です。
御社の無煙炭化器を購入して、荒れた竹林を整備し、竹炭を焼いて畑にすき込み、農薬を使わずに農作物を育てております。
食用に焼いた竹炭を専用の工場でパウダーに加工し、千葉市産竹炭パウダーとして販売もしています。
この度、千葉市内の事業者と千葉市が協力して、竹炭グルメを開発しました。様々な飲食店が竹炭パウダーを使い、竹炭グルメを開発し官民一体で竹林整備に取り組んでいます。
・・・

竹林整備に無煙炭化器をご利用いただいているお客様は多くいらっしゃいますが、竹炭をつかって商品を開発されているとのこと。なにやらすごい取り組みのようで、これは是非行って見てみたい！ということで訪問させていただきました。

やってきたのは千葉県千葉市緑区土気（とけ）町。車で移動中も竹林がちらほら見えます。聞けば千葉県は竹が多い地域で整備竹林にも関心が高いそうです。

まず、無煙炭化器を使用されている昭和の森フォレストビレッジに向かいました。

そこでご連絡いただいたファームサポート千葉代表の金丸さんが出迎えてくれました。

金丸さん「こんにちは～！やっとお会いできましたね（笑）」

※実は取材予定日にことごとく雨が降ってしまい、二度も取材日を変更したため、最初のご連絡から2ヶ月以上経って念願の取材となりました。

モキ「はじめまして！と言ってもメールで何度もやりとりさせていただいたので初めてお会いする感じがしません（笑）今日は無煙炭化器を使用されている様子と竹炭を使った商品づくりをご紹介いただけるとのことで楽しみにしています。よろしくお願いします！」

金丸さん「こちらこそよろしくお願いします。では早速無煙炭化器の準備をしますね」

そう言うとスタッフの方と手慣れた様子で無煙炭化器M150を運んで設置する金丸さん。施設内に無煙炭化器を使用するための専用スペースをつくっていただいたそうです。

竹が破裂しないように切り込みを入れていきます。

金丸さん「着火剤を拾いに行きましょう」

自然を楽しむ施設なので着火剤も自然のものを使いたいという金丸さんの想いから、近くの杉の木から枯れた葉を拾い着火剤にしているそうです。

取材直前まで少し雨が降っていたので（取材クルーの中に雨男がいるにちがいない…）竹が湿って火がつきにくい状態ですが、そこは無煙炭化器の使用経験が豊富な金丸さんたちにかかればあっという間に火がついて竹が燃え始めました。
※燃やす際に竹を回転させて竹全体を温めながら燃やすことで火を育てている様子がさすがだと思いました。