こんにちは!モキ製作所です。
春になり薪ストーブを使わない日も増えてきたのではないでしょうか。薪ストーブを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
この記事では、「薪ストーブの補修塗装」について、準備するものから塗装方法など手順を追って丁寧に解説していきます。初めての方でも簡単に薪ストーブをきれいにできますよ。
準備するもの
- 保護メガネ(サングラスも可)
- 軍手
- 汚れやサビを落とすサンドペーパー(#400がおすすめ)
- 乾いた布巾
- マスキングテープ(今回は養生テープを使用)
- 塗装スプレー
サビや汚れを落とす
冬の間毎日のように薪ストーブを使うと汚れやサビが発生してしまうことがあります。今回は丸で囲んだ部分の汚れとサビを補修していきます。
まずはサンドペーパーを使って薪ストーブについた汚れやサビを落としていきます。軍手やマスク、保護メガネを使うと安全に作業できます。
細かい目のサンドペーパーでやさしくこすります。サビや汚れが落ちていればOKです。
ホコリを取り除く
サンドペーパーをかけた部分は細かいホコリが残っています。布巾を使ってこのホコリを取り除いていきます。濡れた布巾を使うとサビが発生する可能性があるので乾いた布巾を使います。このようにホコリを取り除くことで塗料がのりやすくなります。
塗装をする
塗装する前に塗装が必要ない部分にマスキングテープを貼って保護します。下準備が終わったらいよいよ塗装をしていきます。今回は耐熱スプレーを使って塗装を行います。
塗装作業を屋外で行う場合は風向きに注意してください。屋内で行う場合は十分に換気を行いながら作業してください。
塗装する際は一度に塗らないで薄く2~3回に分けて塗料を重ねていくイメージで塗るとムラなくきれいに塗ることができます。
※一度塗ったらしばらく時間をおいて塗料が乾いてから次の塗装を行ってください。
保護部分を剥がす
最後の塗装が終わったら、塗料が乾く前にマスキングテープで保護した部分を剥がします。塗料が乾いてからマスキングテープを剥がすとテープと一緒に塗料も剥がれてしまう可能性があります。
テープを剥がしたときに塗装した部分と保護した部分の色の差が気になる場合は、気になる部分を薄く塗ります。その際、広範囲を塗らずに境界部分だけ塗るようにしてください。
塗装直後は塗った部分と塗らなかった部分の見た目が違うように見えますが、次回ストーブを使って熱が加わると色が馴染んできます。
塗料を乾かす
塗料が完全に乾くまで1日程度かかります。それまでは手を触れないように注意してください。
まとめ
薪ストーブの補修塗装方法をご紹介しました。今回塗装で使用したスプレーは当社のオンラインショップで取り扱っています。
また、塗装方法は動画でもご覧いただけます。こちらもあわせてご確認くださいね。
オフシーズンだからこそできる薪ストーブのメンテナンス。ストーブをきれいな状態にして来シーズンも楽しい薪ストーブライフをお送りください!