竹や剪定枝を燃やして簡単に炭がつくれる無煙炭化器。
先日その無煙炭化器のプロモーション動画を公開しました。
今回はプロモーション動画制作の裏側をご紹介します。
無煙炭化器とは
無煙炭化器はステンレス製の板をすり鉢状に丸めたもので、この器の中に竹や剪定枝を入れて燃やすと簡単に炭をつくることができます。この独自の形状が炎が渦を巻くように燃焼させて特徴的な対流燃焼を起こし煙が出にくくなります。
また、この対流燃焼にステンレスの反射熱も加わって、器の中が900℃の高温状態となることにより、炭が短時間で大量に生成できます。
動画制作のきっかけ
様々なシーンで利用いただいている無煙炭化器ですが、いかんせんシンプルなつくりの製品ですので初めて見る方の中にはどのような製品かわからない方もいらっしゃいます。
直接当社にお越しいただく方には製品の説明ができますが、販売場所によってはそれも難しいところもあります。
そこで、初めての人でも製品のことがわかるように売場で放映できるプロモーション動画を制作することにしました！
動画の制作はプロに依頼
日頃当社のYouTubeチャンネルに投稿する動画は内製化していますが、今回は店頭での放映も予定しているため、素人が制作するわけにはいきません。
そこで以前ビジネス系番組で当社に取材いただいた制作会社様に動画制作をお願いすることにしました。
打ち合わせで動画の目的や使用シーンなどをお伝えして動画の構成を検討いただきました。
いざ、ユーザー様のもとへ取材に
ただ製品の紹介をするだけでなく、実際に無煙炭化器をご利用いただいている方の声も収録することにしました。とはいえどなたに取材をすればよいか悩んでいたタイミングで無煙炭化器ユーザーのファームサポート千葉様から一通のメールが。なんでも無煙炭化器を使った竹炭づくりの様子が情報番組で放送されるとのこと。「これだ！」と思いすぐに取材を申し入れたところ、ご快諾いただきました。
当日は無煙炭化器をつかった炭作りと竹炭パウダー商品の製造工程を取材しました。
訪問の様子はこちらのブログ記事をご覧ください。
2人目のユーザー様は長崎県佐世保市で菌の力を活用した農業を実践されている菌ちゃんふぁーむ様にお願いしました。
菌ちゃんふぁーむ様では無煙炭化器でつくった炭を土壌に混ぜて農作物を育てています。
取材にご協力いただいた菌ちゃんふぁーむ吉田様は日頃から全国各地で講演をされていることもあり、軽妙な語り口で無煙炭化器の魅力をお伝えいただきました。
私たちも無煙炭化器の実演会を行っているので、吉田様のトークを参考に精進したいと思いました。
取材終了後にはお昼にまかないもご馳走になりました。野菜やきのこがたっぷり入ったカレーはとてもおいしかったです！
ファームサポート千葉様、菌ちゃんふぁーむ様、お忙しいところ取材にご協力いただき誠にありがとうございました！
プロの仕事に脱帽
後日、撮影内容をもとにたたき台となる動画をいただき社内で視聴したところ、その場にいたメンバーからは「おぉ！」「やっぱりプロは違うなぁ」といった声があがりました。
細かな修正をしてプロのナレーターさんに音声を吹き込んでもらうことに。
テレビで観たことがあるようなスタジオに入ると独特の緊張感が（私だけかもしれません）。
映像に合わせてナレーターさんがセリフを読み、ディレクターさんがチェックと指示を出していきます。
素人の私からすると、ナレーターさんの読むセリフにただ関心するばかりだったのですが、時折ディレクターさんから「ここはもっとメリハリをつけて」といった指示があり、細部にこだわる姿勢は見習いたいと思いました。
そしてついに完成
完成したプロモーション動画がこちらです！
6分弱の動画の中に炭化器の魅力を存分に詰め込んでいただきました。
この動画はYouTubeで公開後に他の動画に比べて再生回数の増加スピードが速く、無煙炭化器への関心の高さがうかがえました。
今回制作した動画は展示会や店頭などで放映する予定です。
皆様も是非一度ご覧くださいね。