原発事故により全町避難を余儀なくされた福島県富岡町で、新しい産業づくりに取り組んでいる「とみおかワインドメーヌ様」。
ワイン用ブドウ栽培における脱炭素化活動の一環で無煙炭化器をご利用いただいています。
とみおかワインドメーヌ様の活動内容を教えてください
東日本大震災および福島第一原発事故による被災地の復興のために、ワインを中心とした新たなまちづくりと農業の取り組みを行っています。
その取り組みのひとつとして被災地でワイン用ブドウ栽培を行い、ワインで地域をブランド化して魅力を発信していきたいと考えています。
現在（2022年）ブドウ畑の面積は1.7haほどですが、2023年度には4.1haに拡大する予定です。
モキ製作所の無煙炭化器をどこで知りましたか？
無煙炭化器を知ったのは、4‰（パーミル：1000分の1を1とする単位）イニシアチブ協議会に入会して情報収集している頃でした。
剪定枝を燃やす際に、燃焼効率が良く煙がほとんど出ないことに驚きました。
無煙炭化器は持ち運びができ、オプションのNO焼き台を使えば燃焼場所を選ばないところも魅力に感じましたね。
無煙炭化器導入を検討し始めたきっかけを教えてください
現在、環境省による“令和４年度「脱炭素×復興まちづくり」FS委託業務”に関わっているのですが、その中でワイナリーおよびワイン用ブドウ栽培における脱炭素要件の検証を行う必要があるのです。
そこで、無煙炭化器を使って剪定枝の炭素固定化をはかり、畑の中の炭素貯留量を計測するために導入を検討しました。
モキ製作所の無煙炭化器の導入を決めた“決め手”は何でしたか？
女性でも持ち運べる軽さと、10年にわたり使える耐久性の高さですね。
実際にモキ製作所の無煙炭化器を使った感想を教えてください
乾燥した剪定枝なら着火も簡単で、路地で燃焼させる時よりも短時間で燃焼ができるので作業が楽だと思いました。
剪定枝の燃焼はもちろんなのですが、同時に他のものも焼けるところが気に入っています。例えば剪定枝と一緒に焼き芋を焼いたりするイベントも開催できて一石二鳥ですね。
無煙炭化器の導入を検討している方に、メッセージをお願いします
剪定枝の燃焼に困っている方や脱炭素に興味がある方でしたら、是非一度使ってみることをお勧めします。
お客様情報
一般社団法人とみおかワインドメーヌ
福島県富岡町小浜438−1
0240-23-7606
https://tomioka-wine.com/
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