竹を燃料にお湯を沸かす竹ボイラ。やっかいものの竹をエネルギーとして有効活用することで放置竹林の整備に大活躍する製品です。
今回は山梨県で竹ボイラをお使いいただいている布井さんにお話をうかがいました。
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竹と暮らす地域
(モキ)「こんにちは!今日はよろしくお願いします。早速ですがあちらに竹林が見えますね。」
(布井さん)「ここには去年引っ越してきたのですが、ご覧の通り自宅の敷地内もそうですがお隣も含めて竹林がたくさんあります。竹林と付き合っていくしかないという感じです(笑)」
「この八ヶ岳エリアは竹が多い地域で、昔は竹細工職人さんがここに竹を買い付けに来ていたほど立派な竹林があります。ただ、竹林を放置すると繁殖して生態系を壊してしまうんですね。最近は企業や個人の方が積極的に竹林を整備して山を守っていこうと活動をされていて、私も竹林整備や竹の活用に関するセミナーに参加して竹の活用に取り組んでいます。」
(モキ)「竹は身近な存在なのですね。」
(布井さん)「この地域に竹林整備をしながら竹細工を学ぶ会があってそちらで学んでいます。結構難しくてぱっと見ると形になっているかもしれませんが、できる人からみたらまだまだという感じです。楽しみながら作っていますね。」
自分に合ったライフスタイルを求めて
(モキ)「もともと山梨にお住まいだったのですか?」
(布井さん)「私はもともと県外にいました。IT系の仕事にはじまり複数の職種を経験してきたのですが、価値観や暮らし方がしっくりこなかったと言いますか、なにか違うなと思っていました。それからご縁があって山梨に訪れるようになって、自分が求めていたライフスタイルは自然にやさしい生き方や昔ながらの知恵に学んだ暮らしなんだと気づきました。数年前に山梨に移住して白州にあるぴたらファームで農作物や調味料づくりをしています。」
竹で沸かすお湯は温まり方が違う
(モキ)「竹ボイラを知ったきっかけは何でしたか?」
(布井さん)「自宅の敷地内の竹林を整備するときに出る大量の竹を有効利用できないかと考えていて、竹を活用できる製品を調べていたところ、モキさんの竹ボイラが目に止まりました。竹はいくらでもあるので、その竹を使ってお湯を沸かせる点が魅力でした。1.5mの竹を燃やせるのが魅力に感じましたし、何より竹ボイラを使ってお湯を沸かすのが楽しそうだと思いましたね(笑)」
(モキ)「実際に竹ボイラを使ってみていかがでしたか?」
(布井さん)「枯れた竹を竹林から切り出してきてすぐに使えて、30分でお湯が沸くので思ったよりも便利という印象です。竹でお湯を沸かす時間は火の番をしながら考えごとをしたり、竹細工に励んでみたり、リラックスする時間になっています。
家族からは『竹で沸かすお湯は温まり方が違う』『芯からじんわり温まる』と好評です。周囲の方からも竹を燃やしてお風呂に入れることをサステナブルとかうらやましいと言ってもらっています。あとは何と言っても竹ボイラを使うことで竹林整備が驚くほど進みました。」
(モキ)「最後に竹ボイラを検討されている方に一言お願いします。」
(布井さん)「竹は運ぶのが大変なんですよね。だから近くに竹林がある方は竹ボイラを取り入れやすいんじゃないかなと思います。(竹ボイラは)竹を長いまま燃やせるのがいいですね。竹を切るのも手間がかかりますので。あとは竹林整備や環境問題に興味がある人にもぴったりな製品じゃないかなと思います。」
(モキ)「布井さん、本日はどうもありがとうございました!」
ご夫婦ともに自然にやさしい生活を目指していらっしゃる布井様。竹ボイラで竹をエネルギーとして利用するだけでなく、燃やした際にできた炭を畑に撒いたり、食器を洗うときに灰を使ったりと環境に配慮したライフスタイルが印象的でした。
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竹やぶが燃料に変わります。
¥682,000(税込)